こんにちは。はてなブロガーの中には、「noteのように有料記事の販売、サブスクリプション、投げ銭をしたい」と思っているのではないでしょうか。
2021.7.4時点、残念ながら、はてなブログにそのような機能はありません。
しかし、ダイレクト課金サービス「codoc(コードク)」を使えば、はてなブログ内で簡単に有料記事の販売が可能です。
有料記事の販売の他、サブスクリプション、投げ銭を検討中の方は、codocを知っておいても損はありません。
そんなあなたのため、codocの評判、codocの機能、codocを用いて有料記事を販売する方法を解説します。
codocの評判は?
codocの運営会社は、codoc株式会社です。代表取締役 石川 直人 氏です。
インターネット上では、会社情報が少ないため、codocの評判はわかりにくい部分があります。
codocを利用しようと思っている方からすると、会社の信頼性が気になりますよね。
そこで調査したところ、2020年12月3日に、東証マザーズ上場のログリー株式会社(証券コード:6579)と提携したことがニュースリリースされていました。[参照:ログリー、ダイレクト課金サービスのcodocと連携を開始 メディアにコンテンツ販売機能を提供、新たなマネタイズ導入を支援]
この点を踏まえると、すぐにサービスがなくなることはないと考えています。
codocの機能
codocでは、以下の機能が無料で使えます。
- 単体販売
- サブスクリプション
- 投げ銭(サポート)
- アフィリエイト販売(紹介販売)
単体販売は、特定の記事・画像・動画等をペイウォールの有料部分に配置し販売する場合に利用します。
料金の支払いは、都度課金と自由課金(読者が課金するか否かを決定できる)の2通りがあります。
サブスクリプションは、複数コンテンツを一つにまとめてセット販売する方式です。
料金の支払いは、買い切り型の都度課金、又は月毎・年毎に課金が可能な継続課金を利用できます。
サポートは、応援したいクリエーターに自由課金で投げ銭できます。
アフィリエイト販売は、コンテンツ購入者やクリエイターが指定したユーザーが、ブログ等で記事を紹介販売することで、収益の一部を得ることができる機能です。
アフィリエイト報酬は、販売価格の5%~50%で、クリエイターが設定できます。
単体販売、サブスクリプション、サポートは、100円~50,000円まで設定することができます。
codocは、無料で利用できますが、有料課金の決済に対して15%の手数料がかかります。例えば、500円の有料記事が売れた場合、500円×85%=425円があなたの収益になります。
また、売上金の振込手数料が1回300円かかります。
無料で利用できるにもかかわらず、十分な機能が揃っているサービスと感じています。
はてなブログで、codocを用いて有料記事を販売する方法
では、実際に、はてなブログで、codocを用いた有料記事を実装する方法を解説します。
まず、codocの公式ページから会員登録をします。ニックネーム、メールアドレス、パスワードを設定すると、登録したメールアドレスに認証通知が来るので、認証すれば完了です。
ここでは、単体販売を例に解説します。
1.はてなブログ側の事前準備として、「設定」→「詳細設定」→「headに要素を追加」に以下のコードを追加します。
<script src="https://codoc.jp/js/paywall.js" defer></script>
出典:codoc FAQの「お使いのブログへタグを張り付ける」
[出典:はてなブログ]
2.codocにログインすると、次の画面が表示されます。
「記事作成」を選択します。
[出典:codoc]
3.すると、次の画面が表示されます。
タイトル、アイキャッチ画像を設定します。
下の方に移動します。
無料部分と、有料部分に分けて記事本文を作成します。
続いて、単体販売に価格を入力します。
アフィリエイトやサポートの設定を行います。
最後に、公開設定を「公開」にして、作成を選択します。
4.すると、次の画面が表示されます。
「タグを貼付け」を選択します。
5.すると、次の画面が表示されます。
「要素のみ」を選択しコードをコピーします。
6.このコードをはてなブログに記事に、HTML編集で貼り付けします。
7.すると、次のように、無料部分が表示され、「この続きはcodocで購読」と共に、購入フォーマット等が表示されます。
ボタンの色等のデザインは、codoc内でカスタマイズできます。
以上で完了です。とても簡単に作成することができます。
まとめ
はてなブログでは、有料記事を販売するには、ダイレクト課金サービス「codoc(コードク)」が使えます。
単体販売に加え、サブスクリプション、サポート等、noteで利用できる機能のほとんどが無料で利用できます。
ぜひ、有料販売を検討中の方は、試してみてはいかがでしょうか。
今後、はてなブログでも同様の機能が登場したら、そちらを使うのが良いと思います。
© codoc Ltd.
© Hatena