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【#16】投資信託にかかるコストついて|Topic 5

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こんにちは。

ニーサを活用した長期投資入門では、10年先も自分の力で投資信託(ファンド)を選べる知識や手法を身につけ、ニーサ(nisa)、積立ニーサ、ジュニアニーサ、イデコ(確定拠出年金)などのお得な制度を活用した資産形成ができるようになるための情報を提供します。

本記事は、投資初級者向けに作っています。

 

投資信託にかかるコストとは?

前回のデメリットで説明した費用が出てきたので、投資信託にかかるコストについて説明しましょう。主に3種類のコストがかかります。

図4を見てください。

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図4

投資信託を買うときにかかる「①購入時手数料」、運用しているときにかかる「②運用管理費用(信託報酬なんて言ったりします)」、そして売るときにかかる「③信託財産留保額」があります。

 

一つずつ、説明します。購入時手数料は、投資信託を買うときに販売会社(証券会社、銀行、保険会社など)に支払う手数料です。この手数料は、販売会社が決めるので、同じ投資信託(ファンド)でもどこで買うかによって金額が異なります。

運用管理費用とは、運用会社、販売会社、受託銀行(信託銀行)が行う仕事に対する報酬として支払います。その金額は、あなたが持っている投資額に対して年○%と決まっています。ファンドを買ってから売るときまでかかるコストです。

信託財産留保額は、ファンドを売るときにかかるコストです。このコストは、解約者の投資信託の価格から差し引かれます。

 

ここでとても大切な話をします。

投資信託を購入したときの利益と損失についてです。あなたの利益や損失は、式1から成り立っています。投資信託のコストの部分をより詳しく分解すると、式2から成り立っています。

(式1)
あなたの利益または損失=(ファンドの利益または損失) —(投資信託のコスト)
(式2)
あなたの利益または損失=(ファンドの利益または損失)—{(購入時手数料)+(運用管理費用)+(信託財産留保額)}

例えば、あなたが買ったファンドが、年10%の利益を出しました。このファンドの投資信託のコストは3%でした。この場合、あなたの利益は10%-3%=プラス7%となります。

もし、このファンドが年に2%の利益を出した場合、あなたの利益は2%-3%=マイナス1%となります。

ここで言いたいのは、ファンドがどんなに利益を出していても、投資信託にかかるコストが大きすぎれば、あなたは損をする可能性が高くなるということです。

式1のように、あなたの利益または損失を考えるときには、ファンドの利益または損失だけでなく、あなたが支払うコストにも着目しておく必要があります。

では、どうすればできるだけあなたの利益を最大に、損失を最小にできるのでしょうか?

ボクの答えは、「必ず、購入時手数料が0円のファンドを買おう!」です。

これは、Topic 10「どうやってファンドを選んだらいいの?」でもお伝えするファンドの選び方の一つでもあります。購入時手数料が0円のファンドは、ノーロードファンドとも呼ばれています。購入時手数料というのは、あなたが投資するたびにかかってしまいます。

例えば、あなたが1万円投資するとしましょう。Aファンドの購入時手数料は3%、Bファンドの購入時手数料は0%です。Aファンドを購入した場合の購入時手数料は、1万円x3%=300円で、あなたのAファンドへの投資額は10,000-300=9,700円分となります。

一方、Bファンドを購入時手数料は0円で、あなたのファンドへの投資額は10,000‐0=10,000円分となります。

この300円の差は小さいと思うかもしれません。しかし、1か月に1万円ずつ1年間投資した場合、あなたは投資を開始している時点で、300円x12=3,600円分消費していることになります。これが10年となると36,000円、20年となると72,000円分消費し、投資に使われていないことになります。

これでは、ファンドが利益を出したとき、あなたの利益が少なくなります。一方、ファンドが損失を出したときに、あなたの損失が上乗せされます。このリスクを回避するためにも、必ず購入時手数料が0円のファンドを購入しましょう。

ノーロードファンドはそんなにあるの?と思われる方がいるかもしれせん。安心してください、結構たくさんあります。例えば、インターネット証券のSBI証券では、ノーロードファンドを1249種類扱っています(2018年3月17日時点)。楽天証券では、ノーロードファンドを1266種類扱っています(2018年3月17日時点)。他にも、証券会社を介さない独立系投資信託会社(直販)とよばれるものあります。具体的には、さわかみ投信、セゾン投信、コモンズ投信、ひふみ投信などです。これら以外にもあります。

 

【補足】

本記事の内容は、【導入編】投資信託の選び方を学ぼう|ニーサを活用した長期投資入門より抜粋しています。

 

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