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【#3】ファンドの説明書(目論見書)の4つの見るべきポイント|読み方|Topic 9

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こんにちは。 

投資信託(ファンド)を購入するときに必ず目にするのが、目論見書という書類です。これは簡単に言うと、ファンドの説明書です。「どの資産に投資している商品か?」、「どの国に投資している商品なのか?」、「どれくらいのコスト(購入時手数料、運用管理費用)がかかるのか?」などが記載されています。私たちがファンドを購入する前には、正確には、ファンドを売る側は、皆さんにこの説明資料を読んでもらわないと購入させていけないというルールがあります。

まず、どのファンドを選んだらよいのかという前に、この説明書に何がかかれているのか確認しておきましょう。

ここでは重要なポイントについて見ていきます。実際に購入する際は、ご自身で十分に読んでください。記載内容に不明点がありましたら、気軽にそのファンドを取り扱っている証券会社に問い合わせをしましょう。

 

ファンドの説明書のポイント

1つのファンドの説明書を見本に見ていきましょう。例を挙げていますが、決してこのファンドの将来の利益を保証している訳ではありません。

目論見書の表紙は、画像1のような感じです。左上には、「投資信託説明書(交付目論見書)」とファンドの説明書であることが明記されています。右上には、「使用開始日 2016年2月11日」と書かれていますが、この説明書は定期的に改訂されていきます。これは、この日に改訂された説明書です。

画像1

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ポイント1  ファンドの目的、ファンドの特色

では、説明書の中身を見ていきましょう。まず大切なのは、「ファンドの目的」と「ファンドの特色」という部分です。

ファンド目的(画像2)には、このファンドがどのようなことを目指して運用するのかが記載されています。文中にある、公社債とは、「債券」のことです。債券にもいくつかの種類があり、国が発行しているものを「国債」、会社が発行しているものを「社債」と呼んでいます。

画像2

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次にファンドの特色についてです。ファンドの特色1(画像3)には、6資産に分散投資していると記載されています。6資産とは、「日本株式インデックスファンド」、「外国株式インデックスファンド」、「日本債券インデックスファンド」、「外国債券インデックスファンド」、「J-REITインデックスファンド」、「海外REITインデックスファンド」です。

画像3

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ファンドの特色2(画像4)では、各資産の運用は「インデックスに連動する運用を目指します」と記載されていますが、このインデックスがベンチ—マーク(ベンチくん)です。この部分に「インデックス、またはベンチマークに連動するように運用します」などと書かれていれば、このファンドがインデックスファンド(パッシブファンド)であることを示しています。

画像4

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ファンドの特色3(画像5)では、このファンドのポートフォリオ(資産配分)が記載されています。このファンドでは、日本株式20%、外国株式20%、国内債券20%、外国債券20%、J-REIT10%、海外REIT10%のポートフォリオです。

画像5

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ファンドの特色4(画像6)では、ノーロードファンドと記載されています。このファンドでは「購入時にかかる手数料がかかりません」ということです。

画像6

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ポイント2 基準価額の変動要因

どのファンドの目論見書にも、記載しなければならない事項です。基準価額の変動要因(画像7)の赤字の部分には、次のことが記載されています。

投資信託は、銀行預金とは異なり元本保証ではありません。
投資した利益と損失は、すべて投資者の責任となります。
ファンドは、株式や債券(これらを有価証券といいます)など値段が動くものに投資しているので、値下がりした場合は、投資した金額よりも少なくなる場合があります。一方、値上がりした場合は、投資した金額よりも多くなります。

値動きの要因として、より詳細に理解する場合は、「株価変動リスク」、「リート変動リスク」、「為替変動リスク」、「金利変動リスク」、「信用リスク」、「流動性リスク」などを読みましょう。記載内容のほとんどが下落する場合について記載されていますが、その逆の値上がりする場合にもこれらが関係しています。

画像7

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ポイント3 運用実績

運用実績についても、各ファンドで記載しなければならない事項です。下記の部分(画像8)には、過去五年間の運用実績が記載されています。

当ファンドという部分(図の一番左)が、このファンドの成績です。騰落率とは、「価格が一定期間において上昇したり下落したりする変動率」のことを言います。この図でいうと、過去5年間の中で、最大でプラス43.8%上昇したときがあり、最小でマイナス8.4%低下したことを示しています。平均すると、プラス13.5%上昇したことを示しています。

当ファンドの横に並んでいるものは、ベンチマーク(ベンチくんたち)の成績です。例えば、日本株式単独のファンドの成績は、最大でプラス65.0%の上昇、最小でマイナス17.0%低下しています。平均すると、プラス16.4%上昇したことを示しています。

画像8

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下記の運用実績(画像9)は、このファンドができてから、この目論見書が作成されるまでの実績が記載されています。作成基準日2015年11月30日において、このファンドの基準価額は14,027円/1万口でした。また、このファンドの純資産総額は、210.85億円でした。純資産総額とは、ファンドの大きさを表しています。すべての資産(株式や債券の価格、配当金、現金など)を足し合わせたものです。

左側のグラフは、横軸に運用開始から作成基準日までの年を、縦軸左に基準価額の推移(折れ線グラフ)を、縦軸右に純資産総額(灰色の部分)が記載されています。ここで、このファンドがどのように変化してきたかを見ることができます。

画像9

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目論見書の中に「分配金」という項目があります。分配金とは、株式でいう配当金、銀行預金でいう利子のようなものです。ファンドが1年に1回(ファンドによって回数が異なります)、皆さんの投資額に応じて分配金を出すことがあります。画像10でいうと、2013年11月に1万口あたり20円支払われています。もしあなたが、10万口持っていれば、20円の10倍の200円支払われます。

理解しておかなければならない点として、分配金は基準価額から差し引かれて、支払われるため、基準価額は下がります。この分配金を「再投資する」という設定をすることができます。設定しておくと、分配金が支払われたときに、その分配金で買える分の同じファンドを自動で購入してくれます。画像9の「基準価額(分配金再投資)」とは、この「再投資する」と設定していた場合の基準価額が書かれているということになります。

画像10

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年間ベースで、どれくらい利益が出ていたのか、損失が出ていたのかを見るには画像11を見ましょう。例えば、2008年に1万円投資していた場合、2008年末にはマイナス31.22%ですので、6,878円まで下落したことを示しています。また、2009年に1万円投資していた場合、2009年末にはプラス14.15%ですので11,415円となっています。2008年はリーマンショックとうものが起きたために、極端なマイナスとなっています。

画像11

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ポイント4 ファンドの費用・税金

こちらについても、各ファンドで記載しなければならない事項です。

まずは、ファンドの費用についてです(画像12)。購入時手数料、運用管理費用、信託財産留保額について記載されています。

画像12

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次に税金です(画像13)。NISA口座を使用していない場合、税金が約20%かかります。下記の説明では、分配金が支払われたときと、換金(解約)したときにかかります。

もし、分配金が1万口あたり20円支払われたとすると、この20円に約20%の税金がかかりますので、約4円の税金がかかります。また、基準価額が10,000円/1万口のときに、1万円分ファンドを購入して、基準価額が12,000円/1万口になったとしましょう。このときにファンドを売却したとき、あなたは12,000-10,000=2,000円の利益を得ます。この2000円に約20%の税金がかかりますので、約400円の税金がかかります。

画像13

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以上が目論見書でまず見るべきポイントです。

 

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【補足】

本記事の内容は、【実践編】投資信託の選び方を学ぼう|ニーサを活用した長期投資入門より抜粋しています。※リンクは、ブログを見てくださった方限定クーポン(最大割引)を適用しています。

 

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